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るるたんの騎士(ナイト) #1~#3


ブリタニア大国──エリア11、聖アッシュフォード学園。
そこは一部の者だけが在学を赦された学園。
入学条件は、家柄と財力。そしてもう一つ、「騎士」を従えていること──。


#1
「俺が目的のために闘うと言ったら…お前はどうする?」
「なら僕は、ルルーシュが戦うための剣に、ルルーシュを守るための盾になる」
「……お前、しばらく空気になってろ」
「…え?」
「いまここで、思いっきり凹んでおくから。しばらく空気になっていろ」
「イエス、マイ、ロード」

#2
※デュエル中

「勝て、スザク!」
「…!」
「絶対に勝て! 俺の騎士でいるんだろう!?」
「──イエス、マイ、ロード」

※デュエル後

「だいじょうぶ。命令通り、ケガはしてないよ」
「…っばか! なんで最初から本気でやらなかったんだ!」
「……」
「まさか…わざと負けてたのか?」
「『勝て』っていう言葉が欲しかったからね」


#3
「デュエルに出て。そして勝って」
「だから、勝つ理由なんてもうないって言って」
「僕には理由がある!」
「…え?」
「君の騎士でいたいという理由が」


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どうですか見事なスザルルですよ!(書いてみたらこうなった)
脳内で盛り上がってきたパラレル企画を纏めてみました。半分冗談です。

ちなみに本物は「デュエロ」ですが、ブリタニアは基本英語なのでデュエルで統一しました。(どうでもいい)

※意味が分からない方はどらま「めいちゃんのしつじ」のあらすじとあわせてご覧下さい。




※軽く考えてみた人物設定


スザク:騎士の中で最高位、ラウンズの称号を持つ。ルルーシュとは市井にいたころに知り合っており、友人である。本人自身、枢木家の跡取りだが、実家とは事情により没交渉。正式な騎士に叙任された際、跡継ぎとしての権利はすべて放棄している(現在は従姉妹が跡継ぎ)。もとはシュナイゼルの騎士だったが、現在はルルーシュの騎士。

ルルーシュ:母親の身分が低い為、市井で育ったが、皇位継承権を持つブリタニアの皇子。容姿端麗、頭脳明晰だが運動が苦手。料理が超得意。ロロと平和に暮らしていたが、ある日突然呼び戻される。幼少時に一通りのマナーはたたき込まれているので、学園には割と早く馴染む。

ロロ:ルルーシュを追って学園に入学する。ジノの見習い騎士。少々からだが弱いが、ナイトメアの扱いには長けている。

ジノ:学園の生徒だが、スザクと同じラウンズの称号を自ら有する為、騎士を従えていない特例生。ルルーシュを追って入学してきたロロを見習いとして迎える。「料理のうまいやつに悪人はいない」と、ルルーシュともわりと早くうち解ける。

シュナイゼル:学園の絶対的権力を持つルルーシュの異母兄。皇位継承権を持つ。騎士はラウンズのビスマルク。もともとスザクを騎士としていた。
by generalx | 2009-01-29 21:22 | ギアス掌編 | Comments(0)